Microsoft、Outlook for Macをプロファイル機能搭載でアップデート

Microsoftは最近、Mac向け公式Outlookメールクライアントアプリのメジャーアップデートをリリースしました。macOSユーザーは、新しい「プロファイル」機能にアクセスできるようになりました。この機能は、その名の通り、同じコンピューター上で複数のメールアカウントを簡単に管理できるものです。

Outlook for Macでは、異なるプロファイルを切り替えることができるようになりました

ブログ記事で発表されているように、プロファイルはユーザーが「複数のアカウント間で煩わしさのないエクスペリエンスを実現」するのに役立ちます。最新バージョンのOutlook for Macでは、複数のメールアカウントを追加し、ニーズに応じて異なるプロファイルを作成できます。

例えば、ユーザーは仕事用と自宅用に異なるプロファイルを持つことができます。プロファイルを選択すると、Outlookは他のプロファイルのメールアカウントからの通知をミュートします。Microsoftはこの新機能について以下のように説明しています。

Outlook Macでは、プロファイルを作成できるようになりました。例えば、仕事用アカウントと個人用アカウントを別々に作成できます。仕事用プロファイルを選択すれば、Outlookは個人用メールアカウントからの通知を一切受信しなくなります。同様に、自宅で個人用プロファイルを選択すれば、Outlookは仕事関連のメールを一切受信しなくなります。  

アカウント間の切り替えをさらに簡単にするために、アプリはSiriショートカットと連携しています。例えば、特定の時間に自動的にプロフィールを切り替えるショートカットなど、必要な自動化を作成できます。または、Control + Tabキーを押すだけで簡単に切り替えることができます。

新しい「プロフィール」機能では、他にもユーザーが変更できるオプションがあります。各プロフィールには、色やウィンドウの外観が異なる独自のテーマを設定できます。また、プロフィールはシステムの「フォーカスフィルター」にリンクさせることもできます。もちろん、この機能を使用するには、アプリに少なくとも2つのアカウントが接続されている必要があります。

無料でダウンロード

Microsoftによると、プロファイル機能は現在、Outlook for Macのバージョン16.70（ビルド23021201）以降を実行しているInsider向けに展開されています。この機能は今後数週間でさらに多くのユーザーにご利用いただけるようになる予定です。Microsoft Outlook for MacはApp Storeで無料で入手できます。先月、アプリはApple Silicon Macに完全対応するようにアップデートされました。

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